40代を迎えると、心と体のバランスに揺らぎを感じることが増えてきます。
ホルモンバランスの変化による更年期症状や、これまでより強く出るようになったPMS(月経前症候群)の不快感。
これらに悩まされる女性は少なくありません。
「薬に頼るほどではないけれど、毎日なんとなくつらい」
そんな方にこそ見直してほしいのが、日々の食生活です。
この記事では、更年期・PMSにやさしい食生活の中でも注目されているグルテンフリーの効果についてご紹介します。

更年期とPMSに起きる体の変化
●更年期とは?
更年期とは、閉経を挟んだ前後約10年間(およそ45~55歳)にわたる期間を指します。
この時期、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌が急激に減少し、自律神経や心身にさまざまな不調があらわれます。
主な症状:
- ほてり・発汗・動悸
- イライラ・不安感・集中力低下
- 疲れやすさ・眠りの浅さ
- 頭痛・肩こり・めまい
●PMS(月経前症候群)との違い
PMSは月経前の3〜10日間に起こる心身の不調です。
若い頃からある症状ですが、40代以降になると症状が重くなったと感じる方も多いのが特徴です。
PMSの主な症状:
- 情緒不安定・落ち込み
- 腹痛・腰痛・むくみ
- 過食・甘いものへの欲求
これらの症状は、食生活の乱れや腸内環境の悪化とも深く関係しています。
グルテンとホルモンバランスの意外な関係
●グルテンとは?
グルテンは小麦・大麦・ライ麦などの穀物に含まれるたんぱく質で、パンやパスタ、うどんなどに含まれています。
もちもち・ふわっとした食感のもとになる成分ですが、人によっては消化に負担をかけたり、腸に炎症を起こす可能性があります。
●腸内環境とホルモンの関係
腸は「第2の脳」とも呼ばれ、ホルモン分泌や自律神経と密接につながっています。
エストロゲンの代謝も腸内で行われており、腸内環境が悪化するとホルモンバランスの乱れがさらに悪化します。
グルテンによって腸に炎症が起きると、不調が連鎖的に起こることもあるのです。
グルテンフリーで期待できる女性へのメリット
●1. PMSの軽減
パンやお菓子に含まれるグルテンが腸を刺激し、PMSの症状を悪化させる場合があります。
米粉やオートミールなどのグルテンフリー食品に切り替えることで、過食やむくみ、便秘が改善したという声も多くあります。
●2. 自律神経の安定
腸の炎症が収まることで、睡眠の質やメンタルの安定感が戻ってきたと感じる方も。
睡眠が整えば、肌の調子や気分の波も緩やかになる傾向があります。
●3. 肌トラブルの改善
ホルモンバランスが乱れると起こりやすい大人ニキビやくすみ。
グルテン除去によって腸のバリア機能が整い、肌のターンオーバーが正常化されることもあります。
40代女性におすすめのグルテンフリー食材
●主食の置き換え
- 白米・玄米・雑穀米
- 米粉のパン・パスタ(市販品)
- そば(十割そばなど小麦を使わないもの)
●おやつや間食に
- 米粉の焼き菓子・クッキー
- ドライフルーツやナッツ
- オートミールを使ったスコーン
●発酵食品で腸活もプラス
- 味噌・ぬか漬け・甘酒
- ヨーグルト(無糖・植物性のもの)
市販の加工食品やお菓子には、思わぬかたちでグルテンが含まれていることもあるので、原材料表示の確認が大切です。
グルテンフリーは「完璧」を目指さなくてもOK
「グルテンフリー」と聞くと、すべての小麦製品を排除しないといけないような印象がありますが、まずは1日1食だけでも米粉パンに置き換えてみるといった「ゆるグルテンフリー」からでも体は変わります。
無理なく、おいしく、楽しく続けることが何よりも大切です。
体調を気遣う女性へ。やさしいおやつで一息つきませんか?
「今夜、バターが溶ける前に」では、グルテンフリー&白砂糖不使用の焼き菓子を販売しています。
自分へのご褒美や、大切な人へのギフトとしても選ばれています。
40代以降の女性の「体にやさしいご褒美時間」をサポートするお菓子を、ぜひあなたの毎日に取り入れてみてください。
まとめ
更年期やPMSは、誰にでも訪れる自然な体の変化。
だからこそ、体にやさしい食習慣で、少しでも毎日が快適になる工夫をしていきたいですね。
グルテンフリーは、単なる流行ではなく、女性の不調に寄り添う選択肢のひとつ。
あなたのペースで、食生活を見直すきっかけになれば幸いです。
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